ロッテあす27日にもCS完全消滅 朗希の伝説シーズンがこのまま終わるのか… 2ケタ勝利も絶望的

[ 2022年9月26日 21:45 ]

パ・リーグ   ロッテ1─2ソフトバンク ( 2022年8月26日    ペイペイD )

<ソ・ロ>選手を迎える佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が26日のソフトバンク戦(ペイペイD)に先発。6回97球2安打1失点で10勝目はならなかった。試合にも敗れ、ロッテは27日にもCSが完全消滅する。

 4回まで走者を出しながら粘っていた佐々木朗だが、0―0の5回、先頭の三森に死球で出塁を許し、二盗、三盗を決められ1死三塁に。牧原を1―2と追い込んだ8球目、140キロフォークで三振に打ち取るも、ワンバウンドを捕手・松川がはじいて痛恨のワイルドピッチで三森が生還。ノーヒットで1点を先制された。佐々木朗はまさかの失点にマウンドでぼう然。しかし続く4番柳田は一ゴロに打ち取った。

 佐々木朗は6回を3者凡退に抑え降板した。「今はチームがこの試合に勝ってくれるように、後はしっかり応援したいです」とコメントしたが、8回、3番手の東條が今宮に勝ち越しタイムリーを許し、願い届かずチームはそのまま敗れた。

 前回14日の日本ハム戦は球数制限を設け、5回を58球1失点で9勝目。その後、疲労回復のため一度登録を抹消して臨んだこの日のマウンドだったが、勝ち星はつかず。レギュラーシーズン最終登板とみられ、球団では1975年三井雅晴以来となる高卒3年目以内での2桁勝利は絶望的になった。

 敗れたロッテは試合のなかった3位西武と3ゲーム差になった。27日の日本ハム戦(札幌D)に敗れ、西武がソフトバンク戦(ベルーナD)に勝つと、CSが完全消滅する。このまま佐々木朗希の“伝説のシーズン”が終わってしまうのか…。

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