日本ハム宇佐見 今季5号は今川のおかげ!? 打撃練習中に打球直撃も「ボール当ててくれてありがとう」

[ 2022年9月26日 21:51 ]

パ・リーグ   日本ハム3ー2楽天 ( 2022年9月26日    札幌ドーム )

<日・楽25>3回、先制ソロを放つ宇佐見(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムが楽天に3―2で勝利し、連敗を2でストップ。宇佐見真吾捕手(29)がキャリアハイとなる今季5号ソロを放った。

 打線は3回1死無走者から宇佐美の右越えソロで先制。宇佐見にとって、プロ7年目で自己最多となる今季5号はスタンド中段に飛び込む、特大の一発だった。4回2死一、二塁からは谷内が右前打を放つと、相手の守備の乱れがあり走者2人が生還。リードを3点に広げた。

 先発・加藤は8回5安打2失点で2年連続の規定投球回に到達。初回と8回に四球を与えたものの、今シーズンの与四球はわずか「11」。今後に登板予定はなく、1950年に野口二郎(阪急)が記録した「14」を抜いて規定投球回をクリアした投手の最少与四球の記録を72年ぶりに更新した。

 試合後のヒーローインタビューで、宇佐見は「勝って良かったなと思っています」とコメント。先制ソロについては、「自分でも凄い感覚だったのでびっくりしました。今までの中で1番飛んでいると思います」と話した。

 前日の打撃練習中には、今川の打球が左太ももに直撃。ヒーローインタビュー前の一丁締めでは「そのおかげで今日ホームランが打てました」と饒舌(じょうぜつ)に締めた。宇佐見は「サードでノックを受けていて、“あー!”って聞こえたら、ボールが目の前に来ていてダイレクトに左太ももに当たりました。すぐアザになってました」と回顧。「“今川選手ボール当ててくれてありがとう”って言いたいです」と笑顔を浮かべた。

 ここまでの自身のバッティングについては、「まさかここまで、それなりに打てると思っていなかったので良かったです」と満足気な様子。先発・加藤の好投には「記録がある中でのピッチングだったので、自分もそれを気にしながらやっていた中でピンチもあって、よく投げてくれたと思います」とねぎらった。

 最後には、「試合に出られる機会があったら守備でもバッティングでも、チームの勝ちに貢献できるようにやっていきたいと思います」と意気込んだ。

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