巨人 戸郷で痛い1敗…シーズン70敗目で勝ち越しなくなる わずか4安打、岡本和5年連続30号ソロだけ

[ 2022年9月24日 16:47 ]

セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2022年9月24日    バンテリンD )

<中・巨>5回、吉川尚の遊ゴロでリクエストを要求する原監督(撮影・椎名 航)
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 巨人が1―2で接戦を落とし、シーズン70敗目を喫した。この試合で140試合を消化し67勝70敗3分け。今季の勝ち越しがなくなった。クライマックスシリーズ(CS)進出に向けても残り3試合、絶対負けられない試合が続く。

 単独トップ13勝目を目指しバンテリンDの先発マウンドに上がった戸郷だったが、初回にいきなり先制点を奪われた。先頭の岡林の内野安打と、自身の二塁への悪送球などで2死一、三塁とピンチを招くと5番・木下に3球目のフォークを左前に運ばれ1点を失った。

 2回に岡本和の右打者としては球団初で“原辰徳超え”となる5年連続となる30号ソロで同点に追いついたが、3回にビシエドに適時二塁打を許し再び1点リードを許した。そこからは相手先発左腕・小笠原と三振を奪い合う投手戦となったが、7回2死一、二塁の場面で代打・増田陸を送られ交代。結局6回103球を投げ6安打6奪三振2失点(自責1)で降板。リーグ単独トップとなる13勝目を逃し今季7敗目となった。

 7回は高梨、8回はデラロサが無失点に抑え味方の援護を待ったが最後まで1点が遠かった。打線はわずか4安打で、岡本和の本塁打による1点だけ。接戦を落とし連勝とはならなかった。

 ▼岡本和 先制された直後だったのでまずは追いつきたいと思っていました。自分のスイングでしっかりと捉えることができました。ホームランになって良かったです。

 <巨人の5年連続30発以上>巨人の生え抜き選手でシーズン30本塁打を4年以上続けたのは1962~1980年王貞治(19年)、1996~2002年松井秀喜(7年)、1985~1988年原辰徳(4年)に次いで岡本和が4人目で、5年連続30本塁打は現在チームの指揮を執る原辰徳監督(64)を抜いて球団3人目。右打者では球団初の快挙となった。また、岡本和はこの日の30号ソロで今季土曜日25試合目にして初の本塁打となった。

 【岡本和真の今季曜日別アーチ】
月曜日→0本
火曜日→7本
水曜日→6本
木曜日→3本
金曜日→5本
土曜日→1本
日曜日→8本

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