大谷翔平 7回に適時打で9試合連続安打マーク!投は6回途中2失点で14勝目&年間200奪三振達成

[ 2022年9月24日 11:43 ]

ア・リーグ   エンジェルス4―2ツインズ ( 2022年9月23日    ミネソタ )

<ツインズ・エンゼルス>7回2死一、二塁、中前適時打を放つ大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は23日(日本時間24日)、敵地ターゲット・フィールドでのツインズ戦に「3番・投手兼DH」で今季26度目の投打同時出場。7回の第4打席で、9試合連続となる中前適時打を放った。投げては、5回0/3を投げ3安打2失点で自己最多を更新する14勝目を挙げ、シーズン規定投球回まで残り9イニングとなった。4回には、日本人投手4人目のシーズン200奪三振を達成、メジャー史上初の30本塁打&200奪三振に到達した。エ軍は4―2で勝利し、連敗をストップした。

 初回2死の第1打席はツ軍の先発右腕バーランドの前に遊ゴロ、3回2死一塁の第2打席は一ゴロ、5回2死三塁の第3打席は左飛だったが、1点リードの7回2死一、二塁の第4打席で左腕ティールバーから中前適時打。14日(同15日)のガーディアンズ戦から続く連続試合安打を「9」に伸ばした。

 投げては、気温12度、冷たい雨が降る中、自己最多を更新する14勝目に向けてマウンドに上がり、初回は3連続四死球で1死満塁とし、ケーブのニゴロの間に先制を許した。味方打線が同点に追いついた直後の2回は1死から四球を出したものの、2三振を奪って無失点で、1点のリードをもらった直後の3回は三者凡退。4回は先頭のウルシェラに四球を与えたが、ケーブを空振り、サンチェスを内角カーブで見逃し三振に仕留めて、この日4個目の三振を奪って日本人投手では野茂英雄(4度)、松坂大輔(1度)、ダルビッシュ有(4度)に次いで4人目のシーズン200奪三振を達成。続くウォルナーからも空振り三振を奪った。5回は初安打を許したが無失点に抑えた。6回は安打と四球で無死一、二塁とし、ケーブに中前適時打されて1点差。続くサンチェスに四球を出し無死満塁となったところで降板した。代わったループがこの回を無失点に抑えて、大谷の勝ち星の権利は消えなかった。

 これで通算成績は、投手は26試合で14勝8敗、防御率2・47。投球回数は現在153回で、162回の規定到達までは残り9イニング。すでに達した規定打席と合わせ前例のない”W規定到達”が視界に入っている。打者は146試合で539打数146安打、打率・271、34本塁打、90打点、11盗塁となった。

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