パはタイトル争いも混沌 オリ・吉田正6打点で一気に山川抜かしトップ浮上 首位打者争いも注目

[ 2022年9月24日 21:53 ]

オリックス・吉田正
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 激しい優勝争いを展開するパ・リーグは24日、首位ソフトバンク、2位のオリックスがともに勝利。ソフトバンクが優勝マジックを6に減らし、最短での胴上げを30日とする中、オリックスは残り3試合ながら最短胴上げは29日という最後までハラハラドキドキする展開となってきた。

 一方、タイトル争いも動きが出てきた。この日、オリックスの吉田正が21号2ランを放つなど、自己最多に並ぶ1試合6打点をマーク。81から一気に87打点まで上げ、ナイターで1打点を加えた西武・山川の86打点、楽天・浅村の84打点をかわして単独トップに浮上した。

 今季、3年連続の首位打者を狙う吉田正は、自身初の打点王も狙える位置となり「最終的に1番になれたら。そこは神のみぞ知るでいきたいと思う」と意欲を見せた。オリックスの3試合に対し、西武は残り4試合、楽天は7試合で、横一線の様相だ。

 また、首位打者争いも分からなくなってきた。3安打を放った吉田正は打率も・337まで上昇させた。一時は大きくリードしていた日本ハム・松本は規定打席まで、あと3。仮に3打席凡退すれば、打率・3460となる。吉田正が残り3試合で12打数8安打なら・3461で上回るが、どうなるか。

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