ア新記録まであと「1」のヤ軍ジャッジは3戦連続ノーアーチも 指揮官は期待「すぐに出る」

[ 2022年9月24日 21:38 ]

7回に安打を放ったジャッジ(AP)
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 ロジャー・マリスが保持するア・リーグ&球団記録の61本塁打にあと1本と迫っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が23日(日本時間24日)、本拠地ヤンキースタジアムでのレッドソックス戦に「1番・中堅」で出場し、4打数1安打2三振だった。20日(日本時間21日)のパイレーツ戦で60号本塁打を打ったジャッジだが、以降、3試合連続でノーアーチとなった。

 前日は3四球と避けられたが、この日は4打席とも相手投手は勝負に来た。3回、42歳の左腕ヒルのカッターを捉えた打球は左翼に舞い上がり、観客は沸いたものの、上がりすぎで左飛。7回の4打席目は右腕オートから左前打を放ったが、4万7346人の大観衆から期待された本塁打は出なかった。

 それでも、今季最長の連続試合出塁を22に伸ばしたジャッジは、打率・315、60本塁打、128打点で依然としてア・リーグ打撃3部門のトップに立つ。アーロン・ブーン監督は「正しいスイングをしているし、良いスイングを選択している。(本塁打は)すぐに出るよ。サク越えをしなくても、大きなインパクトをもたらしてくれることが彼がすごい選手だということを示している」と話した。

 チームも5―4でレッドソックスに競り勝ち、地区優勝へのマジックを5に減らした。(杉浦大介通信員)

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2022年9月24日のニュース