阪神・平田2軍監督　ソフトバンクとの天王山を心待ち「望むところ。1年の頑張りを見せたい」

練習試合   阪神2軍6―0ソフトバンク3軍 （ 2022年9月24日    鳴尾浜 ）

＜練習試合　神2軍・ソ3軍＞初回1死一、三塁、先制の3ランを放ち生還しタッチを交わす井上（右）（撮影・後藤　正志）
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　阪神2軍は24日、ソフトバンク3軍と練習試合を行い、6―0で勝利した。初回に井上が先制の3ランを放つと、4回には遠藤に適時三塁打が飛び出し、小野寺も適時三塁打を放ち、追加点をあげた。

以下、平田2軍監督語録。

　――井上が決勝3ラン。
　「まぁ一振りでね。初回に1本打ったけど、俺らは打った後の打席とかの内容がどうというところまで、課題を持たせてやっているのでね。ちょっとボール振って次の打席はまた三振でしょ。そういうところ。初回のホームランは見事だけど、その後の打席のレベルを上げていかないといかん。ボールを振って最後は変化球見逃すとか空振りするというケースもあるんでね」

　――井上は最近、ホームランも出てきてる。
　「うん。いつも言うように前川がいつも3番でヒット打った後でね。そういう、刺激ね。バッティング練習も一緒に組んでやらせたり。そこは日高コーチが意識させるように（やってくれている）。そうやって切磋琢磨（せっさたくま）してくれたらいいんだけどな」

　――先発のウィルカーソンは2回無失点。
　「登板間隔が空いたけど、何の問題もない。コントロールもいいし。クライマックスとかいろんなことに準備しておかないといかんので」

　――鈴木は中継ぎで2回無失点。
　「鈴木のフォームはカーショーにちょっとずつ近づいてるよ。今日は落ち着いて投げられていた。イメージが良くなってるので、うまいことスライダーを使ったり、余裕出てきてカーブを使ったりね。本物のカーショーにならないとね。今日は3ミリくらい近づいた。こうやって抑えて自信をつけていってくれたら」

　――27日からはソフトバンクと天王山。
　「望むところや。甲子園でできるし。桐敷、小川、森木でいきますんでね。ファンのみなさんに選手たちの1年の頑張りを見せたい。最後優勝争って」