巨人・戸郷 リーグ単独トップの13勝目ならず7敗目…中日・小笠原と投げ合い6回103球2失点

[ 2022年9月24日 16:23 ]

セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2022年9月24日    バンテリンD )

<中・巨>3回、ビシエドに勝ち越し適時二塁打を打たれ肩を落とす戸郷(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の戸郷翔征投手(22)が中日戦(バンテリンD)に先発登板。6回103球6安打6奪三振2失点(自責1)と粘りの投球を見せたが、リーグ単独トップとなる今季13勝目はならなかった。

 単独トップ13勝目を目指しマウンドに上がった戸郷だったが、初回に先制点を許してしまう。先頭の岡林にボテボテの三ゴロも内野安打とされると、続く大島は空振り三振に斬る。しかし、3番・阿部のランエンドヒットで投ゴロを捕球後、一走・岡林を刺そうと二塁に送球。ボールは左に大きく逸れ1死一、二塁とピンチを招く。4番・ビシエドの右飛で二走・岡林がタッチアップで三塁に進むと、5番・木下に3球目のフォークを左前に運ばれ1点を失った。

 2回に岡本和の30号ソロで同点に追いついたが、3回にビシエドに適時二塁打を許し再び1点リードを許した。そこからは相手先発左腕・小笠原と三振を奪い合う投手戦となったが、7回2死一、二塁の場面で代打・増田陸を送られ交代。結局6回103球を投げ6安打6奪三振2失点(自責1)で降板となった。1―2の7回のマウンドには高梨が上がった。投げ合った小笠原は7回102球を投げ4安打10三振1失点だった。

 5回の第2打席では、1死一、三塁でスリーバントに失敗。膝をついて悔しがる場面もあった。

 結局、打線は4安打で2点目が奪えず1―2で連勝ならず。戸郷は今季7敗目となった。

 前回17日の阪神戦(東京D)では、エース西勇と投げ合い、6回2/3で5安打2失点でリーグトップに並ぶ今季12勝目を挙げていた。打線は5回にウォーカーの適時打で西勇から29イニング目にして今季初得点。中田の3戦連発となる22号で勝ち越すと、ポランコにも22号が飛び出すなど3得点。最後は大勢が締めて33セーブ目を挙げていた。

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