西武 V消滅もCS進出圏内3位浮上 辻監督「最後まで全部勝ちたい。勝つ気持ちでやってくれている」

[ 2022年9月24日 23:26 ]

パ・リーグ   西武6―2日本ハム ( 2022年9月24日    札幌D )

<日・西>8回、山川の適時二塁打に手を叩く辻監督(撮影・高橋茂夫)
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 西武が先発全員の16安打で勝利し、16日以来の3位に再浮上した。デーゲームでオリックスが勝利したことで優勝の可能性は消滅したが、楽天に0・5ゲーム差としてCS進出圏内に戻った。辻監督は「数字的には(優勝は)難しいとは思っていた。(CS進出へ)最後まで全部勝ちたい。勝つ気持ちでみんなやってくれていると思います。あと4試合頑張ります」と気丈に話した。

 松本は直球主体の攻めの投球で、8三振を奪い7回途中3安打2失点と好投。8月18日以来の7勝目をつかんだ。打線では7回まで先発野手で唯一安打のなかった山川が、1点差に迫られた直後の8回に右中間に適時二塁打。4番の一打で突き放して勝利し、指揮官は「あれで打てなかったら、あいつ、泣いているかもしれない(笑い)。今日も(試合前に)円陣を組んで(山川が)“全員安打で勝ちましょう”と口に出して言っていたから」と冗談交じりに打棒を称えた。

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2022年9月24日のニュース