阪神、逆転CSへ意地見せた! 初回4得点猛攻で広島・大瀬良をKO 原口はマツダで3年ぶりの一発

[ 2022年9月24日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神7―3広島 ( 2022年9月23日    マツダ )

<神・広>初回1死二塁、左越え2ランを放ちナインとタッチをかわす原口(撮影・大森 寛明)
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 チームに勇気を与える初回の猛攻だった。CS進出へ勝利が求められる厳しい状況下で、意地を見せた。

 先頭の中野が左前打で口火を切ると、1死一塁から近本が右中間に先制の適時二塁打を放った。「コンパクトにバットの芯で捉えることができた」。9日のDeNA戦以来、10試合ぶりの打点をマークすると、さらに大山の適時二塁打で1点を加えた。そして最後は原口が豪快な一撃で締めた。1死二塁から左翼席へ8月18日のヤクルト戦以来、マツダスタジアムでは19年8月4日以来のアーチを描いた。

 「チカ(近本)と(大山)悠輔が、ランナーを還してくれたので、楽な気持ちで打席に入ることができた。一振りで仕留めることができてよかった」

 初回に3連打を含む4安打4得点。先発・大瀬良の攻略に成功し、4連敗中の嫌なムードも一掃した。9回1死では中野が中前打を放ち、12日の中日戦以来、15度目の猛打賞を記録。153安打は近本とともにリーグトップとなった。打線の奮起でCS進出へ望みをつないだ。残り3試合もこの勢いを保っていきたい。(長谷川 凡記)

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2022年9月24日のニュース