DeNA、2カ月ぶりハマスタで負けた…本拠17連勝でストップ 5回まで投手戦も村上の2発に沈んだ

[ 2022年8月26日 21:03 ]

セ・リーグ   DeNA3ー6ヤクルト ( 2022年8月26日    横浜 )

<D・ヤ>7回2死、村上(手前)に右越えソロを打たれがっくりする三浦監督(左から2人目)=撮影・小海途 良幹
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 DeNAは26日、本拠地・横浜スタジアムで首位・ヤクルトと対戦し3―6で敗れ、本拠地18連勝を逃がし2カ月ぶりに本拠地で敗戦となった。

 勝てば本拠地18連勝とプロ野球記録に王手をかける一戦で、今季ヤクルト戦に4試合登板し2勝0敗と好相性の大貫が先発。初回に先頭の塩見に左前打を浴びたものの、盗塁を恋女房・嶺井が阻止。続く山崎に四球、山田の中前打で一、三塁とし、迎える打者は打率、本塁打、打点でトップに立つ村上。いきなり最大のピンチを迎えたが、1ボール2ストライクからのツーシームでボテボテの投ゴロに仕留めた。

 この打球で三走・山崎がスタートを切ったため、落ち着いて本塁へグラブトス。帰塁する山崎だが、嶺井が三塁へストライク送球してタッチアウトとなり2死までこぎつけた。なおも一、二塁とピンチは続いたが、青木をスプリットで一ゴロに抑えて無失点で切り抜けた。

 2回は1死からオスナを中前打で出塁を許したものの、続く長岡の1ボール1ストライクから投球前に一走・オスナがスタートを切り、タッチアウトとなる幸運にも恵まれた。3、4回も走者を背負ったが、得点を許さない気迫の投球を見せた。

 5回にこの日初めての3者凡退で仕留めたが、6回に捕まった。先頭の山崎に遊撃内野安打で出塁を許すと、続く山田に中前打を打たれて無死一、二塁の場面で村上を迎えた。フルカウントと追い込み、選んだ勝負球は第2打席目に空振り三振を奪ったスプリット。だが、高めに浮いた球を完璧に捉えられた打球は弾丸ライナーで右翼席に突き刺さる先制3ランを許して無念の降板となった。さらに2番手で登板した宮国が1死二塁からオスナに2点本塁打を浴びてこの回一挙5失点。

 その裏に戸柱のソロ本塁打、牧の2点本塁打で3点を奪い2点差と追い上げムードを漂わせた。だが、その雰囲気を村上に消し飛ばされた。7回2死から3番手・三上が3球続けてストレートを投じるも、真ん中に甘く入ったのを村上が見逃さなかった。捉えた打球は右翼席へと飛び込む2打席連発で三上はマウンド上でがっくりとうなだれた。

 村上に流れを持っていかれたDeNAは3点差をはね返すことはできず3-6で敗れ、本拠地18連勝とはならず6月25日の広島戦で敗れた以来2カ月ぶりに本拠地での敗戦となった。

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2022年8月26日のニュース