カージナルスのゴールドシュミットが3安打5打点の大暴れで2冠王、ナ・リーグ85年ぶり3冠王なるか

[ 2022年8月26日 07:37 ]

ベンチでナインとハイタッチを交わすゴールドシュミット(AP)
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 カージナルスのポール・ゴールドシュミット(34)が25日(日本時間26日)のカブス戦に「3番・一塁手」で先発出場。4打数3安打(2本塁打)5打点でチームを8-3の勝利に導いた。

 第3打席の4回は1死満塁でカブス先発右腕ストローマンの内寄りシンカーをライト右へ2点適時打、第4打席の6回は2死走者なしで2番手左腕ニューカムの内角高めのカッターを左越えに32号本塁打、第5打席の8回は2死1塁で4番手右腕カストロの内角低め直球を中越えに33号本塁打。これで今季の打撃成績は打率・339、33本塁打、105打点となり、現時点で打率、打点がナ・リーグトップに立っている。

 打率はドジャースのフリーマンが・326、打点はメッツのピート・アロンソが102打点で、それぞれ2位につけている。本塁打はフィリーズのカイル・シュワバーが34本で1位だ。

 ナ・リーグで最後に打撃の3冠王に輝いたのは1937年、カージナルスのジョー・メドウィック。ア・リーグでは2012年のタイガースのミゲル・カブレラになる。3冠王は簡単ではないが、ゴールドシュミットにとって有利なのはナ・リーグ中地区の投手のレベルが高くないこと。今季本塁打を許した数で見ると、レッズ、カブスの投手陣は30球団でワースト2位、3位、ブルワーズは7位だ。もう一つの球団パイレーツはゴールドシュミットのお得意様。今季・529、4本塁打と打ちまくっている。

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2022年8月26日のニュース