落合博満氏 「理にかなった打ち方をしてるバッターだよ」本塁打の魅力を絶賛した三塁手

[ 2022年8月26日 17:20 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が26日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「野球人・落合博満が選ぶベストナイン」と題して2回に渡り語りつくした。第2弾は2004~2011年の中日監督時代の経験を元に、監督目線から見たベストナインについて語った。

 落合氏はまず、「(監督当時)パ・リーグの野球見てないから、ほとんど。だからセ・リーグに偏っちゃうと思うけども。パ・リーグのファンの方にとっては非常に“何でこの選手なのか”って思う人もいるでしょうけども」とパ・リーグのファンを気遣いながら選定を始めた。

 三塁手については意外な名前が挙がった。投手、捕手、一塁手、二塁手と落合氏が言うようにセ・リーグの選手が締める中、「中村剛也だね」とポツリ。「ああ~、あのホームランの魅力というのは素晴らしかったね」と打撃面での選出となった。

 「あの~、どっちかっていうと理にかなった打ち方をしてるバッターだよ、うん」

 落合氏がこう評する点は「今はしゃくり上げるバッターが多いけど、あいつはきれいに上からスポーンと(バットが)でてくるっていう、そういう類のバッター」だと身ぶりを交え説明。高校時代からリストが柔らかかったという点については「それは体の一部であってね、全体のバランスからしたら、そのコマ撮りした一部であって手首が柔らかいから打てるとか、硬いから打てないっていうことはないと思う」と持論を語った。

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