ロッテ佐々木朗、7回零封8K最速161キロ フォーク切れ切れ!約2カ月ぶり本拠地白星へ8勝目の権利

[ 2022年8月26日 20:04 ]

パ・リーグ   ロッテ─楽天 ( 2022年8月26日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>汗を滴らせるロッテ先発の佐々木朗(撮影・長久保 豊) 
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が、26日の楽天戦(ZOZOマリン)に先発し、7回3安打無失点、8三振を奪う好投を披露。6月22日西武戦以来、約2カ月ぶりの本拠地での白星となる今季8勝目の権利を得て、2番手の唐川へバトンを渡した。

 イレギュラーな事態にも動じなかった。これまで今季全16試合でバッテリーを組んできた松川が、肩のコンディション不良のため、スタメン落ち。昨年5月27日阪神戦(甲子園)以来となる佐藤都とのコンビとなったが、心配は無用だった。初回から160キロをマークし、先頭の西川は159キロ直球で捕邪飛、小深田、浅村はともに落差の大きいフォークボールで連続三振に仕留めた。3回2死一、二塁のピンチでも小深田をフォークで空振り三振に抑えると、小さくガッツポーズをした。

 打線の援護も心強かった。3回1死、1番の荻野が先制5号ソロ。早々の援護を受け、リズムをつかむと、5回以降は最速161キロの直球と切れのあるフォークを軸に、二塁を踏ませない好投を見せ、7回91球3安打無失点8奪三振でマウンドを降りた。

 今季、楽天戦には4試合に登板し1勝1敗ながら、防御率は5・48とカード別ワーストだった。前回、楽天と対戦した19日の試合(楽天生命)でも勝ち星こそ挙げたが、プロ初の1試合3本塁打を喫するなど6回95球を投げ、5安打5失点と不本意な内容だった。

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