桑田コーチ「起き上がれるだけの精神力もある」と大勢絶賛 「後押ししてくれたおかげ」と原監督にも感謝

[ 2022年8月26日 22:03 ]

セ・リーグ   巨人4―3広島 ( 2022年8月26日    マツダ )

<広・巨>9回、勝利し大城(右)とタッチを交わす大勢(撮影・光山 貴大)
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 巨人のドラフト1位守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(23=関西国際大)が広島戦(マツダ)にリリーフ登板。1990年の与田剛(中日)、2015年の山崎康晃(DeNA)、22年の栗林良吏(広島)に続いて史上4人目となる新人30セーブを達成した。

 試合後、巨人の桑田真澄投手チーフコーチ(54)は大勢の30セーブに「まあ、彼の努力と、あと、監督がね、3連投させないようにお願いして。監督も何度も3連投させたい場面あったと思うんですけど、よく監督も我慢してくれてね、大勢の1年間通して投げるっていう目標がね、監督も後押ししてくれたおかげだと思うんですよね。残りあと20何試合残っているんですけど、最後まで投げきれるようにね、30セーブは非常に素晴らしいことなんですけど、1つでも多くセーブを挙げられるように、チームに貢献できるように、これからも頑張ってもらいたいなと思います」と原辰徳監督(64)の起用法に感謝しながら愛弟子の快挙に目尻を下げた。

 ここまでリリーフ失敗はたったの1度。「あの、この世界はやられないことってないので、やられてもまた起き上がってくるってことが大事だと思うので、そういう場面が来てもね、彼には起き上がれるだけの精神力もあると思うのでね、そこも期待して見守っていきたいなと思っています」と話す桑田コーチだった。

 なお、新人記録は15年山崎と21年栗林の37セーブ。大勢は残り25試合でこの記録更新に挑戦する。

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2022年8月26日のニュース