村上の3冠王許さん！中日・大島　復帰戦いきなりのマルチ安打で打率追走

セ・リーグ   中日―阪神 （ 2022年8月26日    バンテリンD ）

＜中・神＞4回2死二塁、大島は中前適時打を放つ。投手島本（撮影・北條　貴史）　
Photo By スポニチ

　中日の大島洋平外野手（36）が、26日の阪神戦で、1軍復帰即の複数（マルチ）安打を達成した。

　「2番・左翼」で先発出場したこの日、初回に無死二塁で迎えると、阪神・西勇から右前打を放ち、阿部の先制犠飛へとつなげた。さらに4回、2死二塁の好機で打席に立つと、阪神2番手・島本から中前に抜ける適時打。7回の守備から交代したが、4打数2安打で打率を・323に上げた。

　村上もこの日、2本塁打を放つなど令和初の3冠王へまい進中だが、大島も8月9日以来の打率トップ奪還へ負けていない。大島復帰で、村上、DeNA・佐野との三つ巴の首位打者争いはさらに激しくなりそうだ。

　大島は12日に新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱。自主隔離期間を経て23日に練習を再開し、24日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦（ナゴヤ）で実戦復帰し、右翼線へ適時二塁打を放つなど3打数1安打1打点と活躍していた。

　▼中日・大島（4回2死二塁から中前適時打）打ったボールはストレートです。2死から岡林が出て、盗塁で2塁まで進んだので、何とかランナー還せて良かったです。