阪神・藤浪「気楽に投げられる状況を」　高卒ルーキー森木に“勝利のバトン”つなぐ「自分も歳を取ったな」

＜中・神＞藤浪（手前）と並んでキャッチボールを行う森木（撮影・北條　貴史）　
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　27日の中日戦に先発する阪神の藤浪晋太郎投手（28）がデビューを控える高卒1年目の森木に“勝利のバトン”をつなぐ。

　この日、1軍に合流した後輩右腕は28日の先発が濃厚。「そこまでの余裕はなかなかないですけど、もちろん良い流れで渡してあげたいですし、気楽に投げられる状況を作れればより良いかなと思います」と先輩として快投で白星を挙げ、重圧を少しでも和らげたい覚悟だ。

　中学時代から“怪物”と称された森木の印象については「キャッチボールを見ていると元気だなと思いますね。自分も歳を取ったな」と語った。自身は20日の巨人戦で待望の今季初勝利。「油断せずに良いピッチングを継続することが大事なので。気を引き締めて投げたい」と意気込んだ。