ロッテの“守備職人”三木がサヨナラ内野安打「汚い打球だけど勝ててよかった」

[ 2022年8月26日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ6―5西武 ( 2022年8月25日    ZOZOマリン )

<ロ・西>9回、三木(左)はサヨナラ内野安打を放ち手荒い祝福を受ける(撮影・長久保 豊) 
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 ロッテの「守備職人」がバットで主役になった。5―5の9回1死満塁で三木が遊撃へサヨナラの内野安打。高部の三塁打から2者連続で申告敬遠されて打席が巡った9年目の30歳は「こういう場面の打席は野球人生で何回あるか分からない。汚い打球だけど勝ててよかった」と笑った。

 レアードが本塁打パフォーマンスで握った「エア寿司」を食べる役。そして普段は重いタンクを持って、サヨナラのヒーローに水をかける役目を担う。「逃げられると(タンクを)持って行くのがしんどい」と理解しており、一塁ベース付近で立ち止まって全身で浴びた。

 これが今季4安打目。井口監督も「三木を含め、しっかり食らいついた勝利」と笑顔。縁の下の力持ちが、チームに連勝をもたらした。(君島 圭介)

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2022年8月26日のニュース