巨人・小林誠司が3カ月ぶり安打! 球団ワースト2位の40打席ノーヒットからついに快音!

[ 2022年8月26日 20:10 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年8月26日    マツダ )

巨人・小林
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 巨人の小林誠司捕手(33)が広島戦(マツダ)で実に3カ月&41打席ぶりとなる安打を放った。

 8番に入り、10日の中日戦(バンテリンD)以来14試合ぶりのスタメンマスク。3―3で迎えた7回だった。先頭打者として入った第3打席。相手2番手左腕・森浦が1ボールから投げた2球目、真ん中高めに浮いた144キロ直球を左前に弾き返した。

 小林の安打は1001日ぶりとなるマルチ安打をマークした5月27日の日本ハム戦(札幌D)以来91日&41打席ぶり。大阪出身だが、広陵で夏の甲子園準優勝を果たすなど思い出深い青春時代を過ごした“第二の故郷”で飛び出した待望の安打となった。

 今月2日の阪神戦(東京D)では6月23日のDeNA戦(東京D)以来24試合ぶりにスタメンマスクをかぶり、22試合ぶりとなる打席に立つも34打席連続ノーヒット。5日のヤクルト戦(神宮)では8回に代打で起用されるも3球三振に終わった。前回スタメンだった10日の中日戦では3打席に立ったが快音は聞かれず、試合前まで38打席連続ノーヒットとなっていた。

 この日は2回の第1打席で初球の真ん中高め直球に中飛。4回の第2打席は左飛に終わり、40打席連続ノーヒットとなった。巨人野手では光山英和が1999年5月19日から8月25日にかけて記録した43打席連続無安打が球団ワースト記録。次は松本匡史が1983年6月30日から7月16日にかけて記録した40打席だったが、小林は第2打席で松本の球団野手ワースト2位記録に並んでいた。

 なお、小林は「プラスワン投票」で最後の最後に滑り込んだ4年ぶり3度目の球宴でも三振、一ゴ、三振と3打席連続ノーヒット。球宴も合わせると実に44打席ぶりの安打となっている。

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2022年8月26日のニュース