ソフトバンク東浜7回無失点チームトップタイ8勝目　「目先変える」バックドアに手応え

パ・リーグ   ソフトバンク10―0日本ハム （ 2022年8月26日    札幌D ）

＜日・ソ＞汗を飛ばし力投する東浜（撮影・高橋茂夫）
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　ソフトバンク・東浜巨投手（32）が汚名返上の好投でチームトップタイの8勝目をマークした。

　初回5失点で6回7失点と炎上した18日の西武戦から一転、この日は3者連続三振のスタート。「前回は初回に5点取られて早々と流れを渡したので…。最初はフルスロットルじゃないけど、飛ばしました」と完璧な立ち上がりを見せた。

　115球を投げ、7回5安打無失点。配球面では工夫をこらした。今季、あまり見られなかった左打者の外角から入るカットボール、直球やシンカーとは球速帯が違うスライダーを多投。「拓也（甲斐）と試合前に話した。シンカーのイメージもあると思うので、ストライク、ボール関係なく入れられる時に入れていく。打者の目先を変える意味でも使っていこうと。ボール球が多かったけど、それもうまくできたのかな」と手応えを得た。

　自身5年ぶりの2桁勝利も射程に入れたが、「ここまで来たらチームが勝つことが全て」。32歳右腕が勝負の秋へピッチを上げていく。