昨年準優勝の中京などが8強入り 全国高校軟式野球選手権大会

[ 2022年8月26日 04:00 ]

 第67回全国高校軟式野球選手権大会は25日、兵庫県の明石トーカロ球場などで1回戦4試合が行われ、昨年準優勝の中京(東海・岐阜)が4―1で比叡山(近畿・滋賀)を下して準々決勝に進んだ。上田西(北信越・長野)、鹿児島実(南部九州・鹿児島)、三浦学苑(南関東・神奈川)も8強入りした。

 《鹿児島実 福盛、汚名返上の4打点》2年生捕手で5番の福盛が4打点と活躍した。初回に失点につながる捕逸を犯していただけに、その裏1死満塁で「自分のミスから点を取られていたので、何とかしたかった」と逆転の2点打を右前に運んだ。7回にも適時打を放つなど打撃好調だが、準々決勝に向けて「打つことよりも、しっかり守って投手がテンポよく投げられるようにしたい」と気持ちを引き締めた。

 《上田西 2番手の太田、逆転呼ぶ好投》1―2の5回から登板した2番手の太田が5回1失点と好投し、逆転勝ちを呼び込んだ。力のある直球で押し、5回は3者三振。その裏に打線が3点を奪い「思った通りに投げられた。(逆転して)あとのピッチングもやりやすかった」。2失策と守備の乱れもあったが、初戦を突破。清水直監督は「守りのミスが出てしまった。何とか修正したい」と準々決勝を見据えた。

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2022年8月26日のニュース