巨人 小林3カ月ぶり安打からウィーラー打で決勝点!原采配ピタリ 大勢は史上4人目の新人30セーブ

[ 2022年8月26日 21:21 ]

セ・リーグ   巨人4―3広島 ( 2022年8月26日    マツダ )

<広・巨> 7回、勝ち越し適時打を放ちナインに迎えられるウィーラー (撮影・光山 貴大)
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 巨人が小林の3カ月&41打席ぶり安打をきっかけに勝ち越し、2カード連続となる初戦白星。借金を5に減らした。

 3―3で迎えた7回だった。先頭の小林が相手2番手左腕・森浦の代わりバナを叩いて左前打。小林は4回の第2打席で球団野手ワースト2位となる40打席連続ノーヒットを記録していたが、1001日ぶりマルチ安打をマークした5月27日の日本ハム戦(札幌D)以来91日&41打席ぶり安打で出塁した。安どの笑みを浮かべる小林に代走・重信。代打・湯浅の犠打で1死二塁とした後、1年ぶりにスタメン1番へ起用されたウィーラーが左前適時打を放って勝ち越し、これが決勝点となった。

 巨人は初回に坂本、中田の安打と岡本和の四球で2死満塁といきなりのチャンス。ここで、この日が29歳の誕生日だった若林が原監督のスタメン起用に応える走者一掃の左越え二塁打を放ち、一挙3点を先制した。だが、先発右腕・山崎伊が先制してもらった直後の初回、1球目を大盛に三塁打されると、続く羽月の3球目がバッテリーエラー(記録は小林の捕逸)となってわずか4球で失点。3回にはマクブルームに左中間スタンドへ15号ソロを浴びるなど2点を失って追いつかれた。

 だが、最後は競り勝って、前カードの中日戦(東京D)から2連勝。2番手として6回の1イニングを1安打無失点に抑えた鍵谷が今季初勝利を挙げ、守護神の大勢は史上4人目となる新人30セーブをマークしている。

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