【ダルと一問一答】ジャイアンツ戦で7回1失点「向こうのプランとは逆をいこうと」

[ 2022年7月10日 12:32 ]

ナ・リーグ   パドレス1―3ジャイアンツ ( 2022年7月9日    サンディエゴ )

捕手のノラと話し合うダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(35)が9日(日本時間10日)、サンディエゴでのジャイアンツ戦に先発。7回3安打1失点と力投も1―1の同点のまま降板し、今季8勝目はお預けとなった。チームは1―3で敗れた。試合後、ダルビッシュの主な一問一答は以下の通り。

――前回(4月12日)やられたジャイアンツ、球場も違う中でいい投球だった。
 「球場も違うというのもそうですし、最初の2イニングはどう考えても曲がり球だけを狙ってるという感じがしていたので、(捕手の)ノラと話をして、どうなってもいいから真っ直ぐをいっぱい投げようぜって話をして、そう変えたことが凄く良かったかなと思います」

――前回のジャイアンツとのゲームプランとは違ったのか。
 「最初は基本的には同じで入りましたけど、どういう感じかというのを見たかったんで、それでも前回同様に変化球、どこからスタートしてくるかを凄く見るチームなので、向こうのプランとは逆なのをいこうということで」

――4回くらいからゾーンに入ったように見えた。
 「あんまり今日は全体的に1回から7回まですごく自分的には盛り上がるところもなく、割とずっと静かな感じというか、そういう日がたまにあるので、今日はずっとボーッとしている感じで投げてました。球自体はすごくツーシームが自信になりましたし、今日で。すごく良かったと思います」

――ツーシームに大きい変化と小さい変化があった。使い分けをしているのか。
 「まったくしていないです。ただ思い切り投げているだけという。ツーシームだけ投げ方が違うので4シームとは。体の使い方も違うし、ちょっと不安定さもでるんですけど、ムーブメントに関してはそれが逆に相手からすると嫌なのかなと思ったり、あんまり細かくは考えてはいないです」

――ボーッとしていたという言葉もあったが、それが良かったということは。
 「基本的にはよくないですよ。気持ちが入らないじゃないけど、ちょっとふらついているときがある。今日はすっといって、いつの間にか7回だったので、ジャイアンツ打線もあまり調子良くないですから、そういうところに助けられたのかなと思います」

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