巨人・原監督「ちょっと座っていいかな」激戦に敗れて疲労困憊 5の0に終わった岡本和には「うーん」

[ 2022年7月10日 18:40 ]

セ・リーグ   巨人4―8DeNA ( 2022年7月10日    東京D )

<巨・D>試合に敗れ、ベンチでガックリの原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人は4―4で突入した延長10回に一挙4点を失い、1分けを挟んで3連敗。最大11あった貯金が再びなくなった。新型コロナウイルス陽性者多数で2試合連続中止となった首位ヤクルトとは13ゲーム差。巨人が貯金を使い果たしたため、ヤクルトは今月2日に続いてセ・リーグの貯金独占となった。

 エース菅野が7回で4点を失うも、4試合ぶりとなる150キロ超えをマークするなど123球と力投。打線は1―4で迎えた6回にポランコの12号ソロと大城の7号2ランで一気に3点を返して一度は追いついた。だが、4―4のまま迎えた9回、丸と八百板の安打で1死一、三塁のサヨナラ機を築くも中田が初球を叩いた遊直に一走・八百板が戻れず、併殺成立。巨人にとって今季7度目の延長戦に突入した。延長10回には高木、高梨が打たれた上に守備のミスも重なり、一挙4失点。悔しい敗戦となった。

 巨人の原辰徳監督(63)は試合後、自ら「ちょっと座っていいかな」と報道陣に切り出して腰かけた一問一答は以下の通り。

 ――10回の守りではバント処理で刺しにいった

 「そうですね。そこの部分は、よく、ね。まあ、そうでしょうね」

 ――6回は粘って追いついた

 「そうですね。まあ、やっぱり勝ち越せなかったというところがね。こういうゲームになったということでしょうね。まあ、粘り強く戦ってはいましたけどね」

 ――8、9回はいい攻撃だった

 「そうですね。まあ、もう1本というところでね。そこですね」

 ――4番打者が少し元気のなさが

 「うーん、ねえ。元気はあるんだろうけど、なんとかそこを抜け出てこないとね」

 ――菅野は7回4失点

 「まあ、それは本人に聞いてみてください。そこはね」

 ――10回は高木を起用した

 「(高木)京介はとても調子がいいし、右バッターに対しても上手にね。まあ、今日はちょっと不運なところがあったけど。まあしかし、大事な役割という点ではね、彼の役割でしたから」
 

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2022年7月10日のニュース