【阪神・平田2軍監督語録】「今日は1軍の記事がないから大変だ。明日は森木やから、どーんと」

[ 2022年7月10日 05:15 ]

ウエスタン・リーグ   阪神4-3ソフトバンク ( 2022年7月9日    タマスタ筑後 )

阪神・森木
Photo By スポニチ

 阪神2軍は9日、ソフトバンク戦に連勝した。先発した藤浪は先制点を許しながらも7回途中2死一、二塁としたところで降板。あとを受けた岩田がピンチを脱した。その後は小林、島本へリレーした。攻撃陣は1点劣勢の4回に井上の右中間への同点二塁打で追いつくと、続く板山が右越えの勝ち越し3ランを放って逃げ切った。 

 以下は平田監督試合後の一問一答。

 ――藤浪が6回2/3を5安打2失点、8奪三振。
 「点取った後のトップバッターのフォアボールやな。言い方悪いけど、そら、コロナでソフトバンクさんも若い子出てるんでね。欲を言うなら、三振8個も取って悪くはないんだけど、そういうトップバッターのフォアボールとか。あそこで岩田に交代させたというところはね、またフォアボール出して。岩田も投げさせないといけないという話はあったんでね。あったけど、どう見た?」

 ――変化球多かった
 「それはあれとして。やっぱりリチャードにも真っすぐ捉えられるやん。あれをやはり、ファウルにできるとか。リチャードも1軍クラスやから。まあ、そういうところでは悪くはないけど。もっと俺らは上の目で見ているんでね」

 ――115球。100球メドとかは。
 「いやいや、そんなことないよ。今日は球数制限ない」

 ――井上が打ち方変えてた。
 「ノーステップで打ったり、よう見てるな。いつもホームラン打った後に3、4試合ダメなんだけど。昨日も4タコでどうかなと思ったけど、2打席までああいう。アンダースローだし、ちょっとノーステップにして打ったり。いろんなこと試行錯誤しながら、なんとかレベル上げるようにやってる。毎日が工夫だ。ピッチャー毎日変わるんだもん。自分で対応していかないとダメなんで。そういう点では2本目のレフトへのツーベースとか素晴らしいし。あいつ夏場が好きなんでね。力つけていかないとあかんな」

 ――板山が勝ち越しの本塁打。
 「板山はずっといい。昨日のファーストのヘッドスライディングといいさ。ここ一番のあのスリーラン。効いたよ!板山はここのところ打率もいいでしょ。去年は後半上に上がったけど、上でやるんだというね、そういう意欲、感じるよ。中堅クラスがこうやって、板山だの江越だのさ、陽川だの原口は今日から出たけど。そういったところが姿勢を見せてくれる」

 ――マルテは万全?
 「これな、ヤクルト中止なったから(1軍へ)上げる上げないもないやん。明日出て、由宇にも連れて行く予定よ」

 ――島本がセーブを記録。
 「マウンドでの落ち着き、ちょっと違うわね。どの球でもストライク取れる、勝負できる。こういったプレッシャーのある。ファームでも1点差ってプレッシャーやからね。ああいうところでどんどん投げていけば、もっともっと球のキレは。本来からはまだまだと思う。だいぶ戻ってきてるけど、いい時の島本はもっとキレがいい。今日は岩田やで。あそこで三振。これも今月育成、支配下になるのはチャンスなので。こうやって積み上げて。8月9月なるとピッチャーいるのでね。素晴らしい投球で今日のポイントは岩田だよ。そういうところ。今日は1軍の記事がないから大変だ。明日は森木やから、明日どーんといけるようにね」

続きを表示

2022年7月10日のニュース