東筑・堀田 野手専念で高校通算11号&6打点「当たれば飛ぶと言われていたので工夫した」

[ 2022年7月10日 06:00 ]

第104回全国高校野球選手権福岡大会・3回戦   東筑12-8古賀竟成館 ( 2022年7月9日    筑豊緑地 )

6回、三塁打を放ち笑顔をみせる東筑・堀田壮真(左)
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 東筑が打ち合いを制して4回戦進出を決めた。13安打12得点の猛打をけん引したのは3安打6打点と大暴れした3番・堀田壮真(3年)だ。初回にスライダーを振り抜いて先制2ラン。高校通算11号を「前回活躍できなかったから投手を助けたいと思った」と喜んだ。

 春までは投手兼任だったが、故障もあり野手に専念。「当たれば飛ぶと言われていたので引きつけるバッティングを工夫した」と打力向上に努めた。3回に適時打、6回に3点三塁打を放ち、「走者がいれば還す相手にとって嫌な打者になりたい」と自信を深めた。

 プロ注目の最速146キロ左腕、エース高崎陽登(3年)に出番は巡ってこなかった。高崎は「ケガをしているわけでも調子を崩しているわけでもない」とし、「最後の夏。追い込みをかけて体脂肪も落とし、体の切れも上がっている」とこの先の戦いを見据えた。(村田 有子)

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2022年7月10日のニュース