DeNA・浜口&伊勢 投手陣救った!執念の完封リレー 伊勢はプロ初セーブ

[ 2022年7月10日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA2―0巨人 ( 2022年7月9日    東京D )

<巨・D>8回途中無失点と好投したDeNA・先発の浜口(撮影・島崎 忠彦)
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 疲労困憊(こんぱい)だったDeNA投手陣を浜口と伊勢が救った。前日まで2日続けて延長12回ドローの死闘を経て迎えた一戦。先発の浜口が8回途中まで投げ、伊勢が回またぎのプロ初セーブで無失点リレーを完成させた。

 「チェンジアップとスライダーをうまく操れた。状況的に長い回数を投げないとと思っていた」。7回2/3を5安打無失点で3勝目の浜口が目を細めた。4四球とばらついたが荒れ球が的を絞らせなかった。勝ちパターンの山崎、エスコバー、平田は前日まで3日間を3連投とフル回転していた。この3投手は投げさせないと決めていた三浦監督は「腹くくりました。今日は浜口を引っ張ろうと。期待に応えてくれた」と三塁を踏ませなかった左腕を称えた。

 8回2死から試合を締めた伊勢は6、7日と連投し、8日はベンチを外れていた。昨年はセーブ機会に失敗を重ねたが、回またぎの難しい救援で待望のプロ初セーブ。「緊張した。でもチームを背負って投げることを目標にしてきたので」と心地よさそうに汗を拭った。(大木 穂高)

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