陸上100m障害・福部真子「心臓がバクバク。夜も眠れないぐらい不安」　6月1日から陸上日本選手権

会見後の写真撮影で笑顔を見せる福部
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　陸上の日本選手権が、6月1日にヤンマースタジアム長居で開幕する。

　31日に大阪市内で記者会見が行われ、女子100メートル障害日本記録保持者の福部真子（日本建設工業）が出席。開幕を目前に控えた現在の思いを率直に語った。

　「今の心境は心臓がバクバクで、夜も眠れないぐらい不安です。しっかり自分の走りをして、3番以内に入ることを目標にしたい」

　昨夏の世界陸上に出場し、昨年9月には12秒73という日本記録を樹立。一方で寺田明日香（ジャパンクリエイト）や青木益未（七十七銀行）だけでなく、田中佑美（富士通）らも12秒台に突入しており、日本の女子100メートル障害のレベルは格段に上がっている。

　「ハイレベル過ぎて、自分が陸上を始めてこんなにハイレベルなレースを体験するのは初めて」と語る福部。不安に打ち勝ち、激しい戦いを制する。