ラグビー日本代表にエールを！「ONE　TEAM大作戦」スタート　広瀬俊朗氏「勇気を届けたい」

ONE　TEAM大作戦のパネルを持ってフォトセッションに応じる三菱地所の高田ラグビーマーケティング室長（左）とアンバサダーの広瀬氏
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　ラグビー日本代表オフィシャルスポンサーの三菱地所は、今秋のW杯フランス大会開幕まで100日となった31日、東京都千代田区の丸ビルで会見を開き、日本代表にエールを送るプロジェクト「ONE　TEAM大作戦」を実行すると発表した。

　今回のプロジェクトでは特別仕様の“エールカー”に乗車した7人の応援団長が全国各地を回る。エールカーが列島を巡ったルートをGPSアートと呼ばれる手法で結ぶと、最終的には「ONE　TEAM」という7文字が描かれるという。

　アンバサダーには日本代表OBとして元主将の広瀬俊朗氏を筆頭に立川理道（東京ベイ）と山田章仁（九州）といったリーグワン現役選手も就任し、各地で盛り上げていく。また、7人の応援団長は一般応募から選び、応募者の居住地域などを考慮したうえで活動場所が決定するという。

　同社は日本開催の19年W杯に向け、18年9月から「丸の内15丁目プロジェクト」と題し、コアファンだけでなく“にわかファン”も楽しめるラグビー企画をスタート。“ラグビーを通じた新しいまちづくり”として、日本代表のリーチ・マイケル（BL東京）とコラボしたコーヒー店の出店やトークショーなどを実施してきた。

　W杯開幕まで、あと100日。同社ラグビーマーケティング室長で99年度慶大ラグビー部主将の高田晋作氏は「ラグビーがつなぐ楕円（だえん）のご縁を力にワンチームとなって、さまざまなことを実現していきたい」と話し、広瀬氏は4強入りを狙う日本代表へ「彼らは大きなプレッシャーを感じていると思う。選手ゆかりの地も巡りながらエールを集めて勇気を届けたい」と熱く語った。