新大関・霧馬山改め霧島の両親も感慨 故郷・ドルノド県では親戚一同で盛大に祝う計画も

[ 2023年5月31日 12:43 ]

霧馬山大関昇進伝達式  「霧島」に改名する霧馬山。大関昇進伝達式に駆けつけた母エンフゲレルさん(左)父ビャンブチュルンさんのキスに笑顔(代表撮影)
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 日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、直近3場所で合計34勝を挙げた霧馬山(27=陸奥部屋)の大関昇進を満場一致で決定した。また、昇進を機に師匠の陸奥親方のしこ名を受け継ぎ「霧島」に改名することも発表された。

 霧馬山改め霧島の両親は、夏場所千秋楽を前にモンゴルの首都・ウランバートルから600キロ離れたドルノド県から来日。この日も母国の民族衣装を着て出席した。

 息子の晴れ姿を見た父・ビャンブチュルンさん(53)は「とてもうれしい。息子と親方におめでとうと言いたい」と喜びを表した。3日前に4年ぶりの再会を果たした母・エフゲレルさん(50)は「とても大きくなって強くなっている」と息子の成長に目を細めた。

 来週には、新大関が故郷へ凱旋帰国する予定。エフゲレルさんによると、大勢の親戚が集まって盛大にお祝いする準備を進めているという。

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