霧馬山「霧島」に改名発表 大関昇進が正式決定「大関の名を汚さぬよう…」伝達式で口上

[ 2023年5月31日 09:32 ]

大関に昇進した霧馬山は「霧島」と改名。右は現役時代、霧島のしこ名で活躍した陸奥親方
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 日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、直近3場所で合計34勝を挙げた霧馬山(27=陸奥部屋)の大関昇進を満場一致で決定した。モンゴル出身では、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士に続いて6人目となった。

 この日行われた、大関昇進伝達式では「謹んでお受けいたします。大関の名を汚さぬよう今まで以上に稽古して頑張ります」と口上を述べた。

 師匠の陸奥親方(元大関・霧島)は「稽古に精進し、大関の名を汚さぬよう一生懸命頑張ります」、部屋付きの鶴竜親方(元横綱)は「これからも稽古に精進し、お客様に喜んでもらえるような相撲が取れるよう努力します」と、それぞれ大関昇進時に述べていた。

 しこ名を師匠の現役時代のしこ名「霧島」に改名すると発表した。

 ◇霧馬山 鐵雄(きりばやま・てつお)本名=ビャンブチュルン・ハグワスレン。1996年(平8)4月24日生まれ、モンゴルの首都・ウランバートルから600キロ離れたドルノド県出身の27歳。幼少期からモンゴル相撲や柔道に打ち込む。14年10月に来日し、陸奥部屋に体験入門。15年1月に再来日し、正式に入門。15年夏場所で初土俵。19年春場所で新十両。20年初場所で新入幕。21年九州場所で新小結。23年春場所で新関脇。同場所で初優勝。敢闘賞1回、技能賞3回。1メートル86、143キロ。

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