石川遼は苦手コース克服へ「鍵はラフから」、金、土曜の悪天候予報には「むしろ好条件」

石川遼
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　男子ゴルフの今季国内メジャー第1戦、BMWツアー選手権森ビル杯は6月1日から4日間、茨城・宍戸ヒルズCC西Cで開催される。過去、宍戸では出場9試合で4度予選落ちするなど相性が今ひとつの石川遼（31CASIO）はラフからのショットをポイントに掲げた。

　「僕自身の1Wではまあまあ良いショットを打った時でもフェアウエーにいかないということがこのコースだとかなり起きる。それは受け入れるしかなくてキーはラフからかなと思います」と話す。今週は金曜以降、悪天候の予報だが「雨が降って（グリーンが）軟らかくなる可能性もあるので、自分にとってはむしろ好条件」と歓迎した。

　予選ラウンドでは前週優勝の平田憲聖（22）と同組となった。平田自身は小学生時代にイベントで石川と一緒にラウンドした思い出を持つが、さすがに石川の記憶には残っていないという。むろん、石川も少年時代に中嶋常幸のイベントに参加したことを今でも鮮明に覚えているそうで、平田の心情は手に取るように分かる。

　「明日、その話を詳しくしたいですね（笑い）。心が温まると言うか、和みます。きょう生まれた子とも（将来）戦えるように今後も心技体を整えていきたい」と話していた。