陸上でオリパラ同一ユニホームが実現 アシックスが日本パラ陸連とオフィシャルパートナー契約締結

[ 2023年5月31日 14:02 ]

オフィシャルウエアを着て撮影に応じる(左から)竹村、新保、湯口、佐藤、山本、高松、高橋
Photo By スポニチ

 アシックスは31日、日本パラ陸連とオフィシャルパートナー契約を締結し、大阪市内のヨドコウ桜スタジアムで契約締結発表会を開いた。

 今後、同社はパラ陸連が指定する大会などに出場する日本選手団およびスタッフなどに対してシューズやアパレル、アクセサリーを提供。また、着用するオフィシャルウエアは日本陸連と同じデザインとなり、陸上競技界の発展や陸上を通じた共生社会の実現に向けて活動していく。

 会見に出席した東京パラ五輪出場の山本篤(新日本住設)は、同じウエアになる喜びを口にした。

 「陸上を初めて20年ぐらいになるけど、念願であったオリンピック選手と同じユニホームを着れるのがうれしい。陸上選手として、サンライズレッドのユニホームを目指して競技をしていくことは(競技者にとって)大事だと思う。

 (五輪とパラ五輪で)なんでユニホームが違うのと聞かれて、最初の頃はあんまり説明できなかった。そのうち、大人の事情があることを知って…。

 東京五輪と東京パラ五輪が終わって、これから(五輪を)目指したいと思った選手が、同じユニホームを着たいと思ってやってくる。チームジャパンとしてお互いが良い刺激を受けながら、メダルを目指して世界選手権に向かいたい」

 オリパラで同じサンライズレッドのウエアに身を包み、お互いを高め合っていく。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年5月31日のニュース