ラグビー元日本代表・大野均氏　23年度フランス観光親善大使に就任「魅力を発信する」

駐日フランス大使のフィリップ・セトン氏（右）から任命状を受け取る大野氏
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　ラグビー元日本代表の大野均氏は今秋のW杯フランス大会開幕まで100日となった31日、23年度フランス観光親善大使に任命され、東京都内の在日フランス大使館で任命式に臨んだ。任期は1年間で「現役時代に合宿や遠征でも訪れ、思い出があるフランスの観光親善大使として魅力を発信するお手伝いができることをうれしく思う」とスピーチした。

　大野氏は昨年、フランスを訪れ、日本代表がW杯1次リーグを戦う舞台を視察しながら、フランス観光開発機構などを通じて同国の魅力を発信。駐日フランス大使のフィリップ・セトン氏から「W杯がフランスで行われる特別な1年に日本ラグビー界のレジェンドが観光親善大使に就任してくれることをうれしく思う」と感謝され、任命状を受け取った。

　フランス、スコットランド、ウェールズとの合同開催だった07年W杯で日本代表だった大野氏。「一番思い出深いのは初のW杯となった07年大会。フランスは独特で特別感があり、スタジアム内外の応援、ホスピタリティーが高揚感を与えてくれた」と振り返った。

　この日で今秋のW杯開幕まで100日。4強入りを狙う日本代表へ「この前、（浦安合宿参加）メンバー（46人）が発表された。最終的には33人になる。日本ラグビーを背負って戦ってほしい」とエールを送った。