ペア“りくりゅう”SP自己新78・25点で首位「もっともっと上へ」

[ 2022年11月18日 14:06 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦NHK杯第1日 ( 2022年11月18日    札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ )

<NHK杯 ペアSP>2位以下に大差をつけて首位発進の三浦璃来&木原龍一(撮影・長久保 豊)
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 ペアのSPが行われ、昨季の世界選手権準優勝の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が自己ベストとなる78・25点で首位発進した。ツイストリフトや息の合った3回転トーループ、スロー3回転ルッツなどを次々と決め、終盤は笑顔でステップを刻んだ。世界歴代5位の高得点を出し、2位とは13・63点差をつけた。

 三浦は「1つのエレメンツ以外はレベル4取れていたのはスケートカナダからの成長。スロージャンプ苦戦していたので、決まってホッとした」と振り返った。木原も「パーソナルベストを更新できて良かった。スケートカナダから短い期間、練習してきたものが出せた」と語った。

 2人は第2戦スケートカナダを制しており、2年連続のファイナル出場権獲得へ王手をかけている。19日のフリーへ向けて三浦は「技に集中しすぎず、私たちの良いところを前面に出したい」と決意を新たにした。同じ真駒内で行われた19年NHK杯が2人のGPデビュー戦。始まりの場所で成長を見せつけ、木原は「まだゴールではない。もっともっと上に上がっていきたい」と話した。

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