渡辺雄太が自己最多の3P5本で20得点 ネッツは好調Tブレイザーズに2点差で勝利

[ 2022年11月18日 15:00 ]

3点シュートを決めたあと雄叫びをあげるネッツの渡辺(AP)
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 NBAネッツの渡辺雄太(28)が17日、ポートランド(オレゴン州)で行われたトレイルブレイザーズ戦で自己最多となる5本の3点シュートを決め(試投7本)、今季自己最長の29分の出場で今季自己最多の20得点をマーク(すべて後半の得点)。渡辺のこれまでの3点シュートの1試合最多成功本数は過去5回記録している3本だったがこれを2本更新した。

 さらに20得点以上は自己最多となっている2021年12月26日のキャバリアーズ戦(当時ラプターズ=26得点)以来、自身3回目。この日は併せて7リバウンドと2アシストも記録した。

 ネッツは109―107(前半57―61)で西地区全体で首位に立っているトレイルブレイザーズを敵地で下して7勝9敗。西海岸のロード4連戦を2勝2敗で終えた。

 渡辺は3点シュートを7本中(自己最多の試投数は8)5本を決めており、今季の成功率は55・6%(昨季は34・2%)。また平均得点は7・5(昨季は4・3)で現時点ではNBAデビュー以来、5シーズン目でこれも自己最多となっている。

 ネッツは107―104で迎えた第4Q残り6・5秒、ケビン・デュラント(34)がゴール下でシュートを決めたユスフ・ナーキッチ(28)への反則をコールされ、ナーキッチがフリースロー1本を決めて3点プレーを成立させたために同点。しかし残り6・5秒からのプレーでデュラントが外したジャンプシュートを、ゴール下に飛び込んだロイス・オニール(28)がティップして残り0・7秒に貴重な“決勝点”を奪った。

 デュラントは35得点。開幕から16試合連続での25得点以上は、1988年のマイケル・ジョーダン(ブルズ)に並んで歴代5位となった。またフォワードのオニールは11得点、10リバウンド、11アシストで通算386試合目で自身初トリプルダブルを達成。渡辺と同じくベンチから出たベン・シモンズ(26)は第4Qに6反則で退場となったものの、32分の出場で今季自己最多の15得点と12リバウンド、7アシストをマークした。

 トレイルブレイザーズは10勝5敗。デイミアン・リラード(32)が25得点と11アシスト、アンファーニー・サイモンズ(23)が24得点を稼いだものの、土壇場の攻防で競り負けた。

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