星野 前週の雪辱Vへ3位発進!逆転賞金王へ首位と1打差「自分も名を残せたら」

[ 2022年11月18日 04:37 ]

男子ゴルフツアーダンロップ・フェニックス   第1日 ( 2022年11月17日    宮崎県 フェニックスCC=7042ヤード、パー71 )

<ダンロップフェニックストーナメント・初日>6番、ティーショットを放つ星野陸也(撮影・西尾 大助)
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 賞金ランキング2位でホストプロの星野陸也(26=興和)が7バーディー、2ボギーの66をマークし、5アンダーの3位と好スタートを切った。首位とは1打差。前週の三井住友VISA太平洋マスターズでプレーオフの末に敗れた雪辱を果たし、賞金王レースでトップの座をうかがう。佐藤大平(29=クリヤマホールディングス)と世界ランク46位のミト・ペレイラ(27=チリ)が65で首位に並んだ。

 リベンジにふさわしい舞台だ。前週はプレーオフの末に惜敗し、「悔しすぎて眠れなかった」という。主催の住友ゴム工業と用具使用契約を結ぶホストプロとして迎える今大会。星野が宣言通り、好スタートを切った。

 「先週の負けた分を今週はリベンジできたらいい。ホストプロですし優勝したい」

 マネジメントが光った。傾斜が強いグリーンで、パットが打ちやすい面を狙う戦略が効く。7バーディーのうち、2オンの7番パー5を除く5つは上りで、「いいラインを残せた」とうなずいた。

 首位に立つ招待選手のミト・ペレイラとは、先月のZOZOチャンピオンシップに続く同組。前回、「俺が生まれた茨城の県庁所在地はミトだよ!」と伝えて笑いを誘ったそう。この日もいい雰囲気でのラウンド。もちろん、「負けないように」と力を込めた。
 賞金王争いも佳境。「凄い方々が歴代の賞金王。自分も名を残せたら」。現在賞金ランクは2位で、首位とは約3991万円差。前週の雪辱を果たし、優勝賞金4000万円を加えられたら最高だ。

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2022年11月18日のニュース