“戦国場所”前頭筆頭・高安、関脇・豊昇龍ら上々の5勝目! 1敗が4人並ぶ混戦

[ 2022年11月18日 17:54 ]

大相撲九州場所6日目 ( 2022年11月18日    福岡国際センター )

御嶽海(左)を寄り切りで破る高安(撮影・岡田 丈靖)
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 大相撲九州場所は18日、福岡国際センターで6日目の取組が行われ、前頭筆頭・高安(32=田子ノ浦部屋)、関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)ら4人が5勝1敗とした。

 大関から陥落した関脇・御嶽海は高安に寄り切りで敗れた。前日の取組後には取材に応じなかったが、藤島審判長は「よく我慢した。絶体絶命の体勢だったけど、先場所よりは体の状態が良いのでしょう」と分析。10勝以上で大関復帰の場所だが、痛い1敗となった。

 関脇・豊昇龍は土俵際で粘りを見せ、小結・大栄翔をとったりで下し2連勝。前日の取組では幕内10年ぶりに出現した珍しい決まり手「かわず掛け」で勝利していた。

 大関・貴景勝は勢いのある取組で前頭3枚目・宇良を押し出しで下し連勝。カド番の大関・正代は、結びの一番で前頭3枚目・翠富士を押し倒しで制し連敗を止めた。

 関脇・若隆景は前頭2枚目・逸ノ城を下手投げで破り4勝目。1分を超える死闘で鼻血を流しながら制した。

 前頭9枚目・阿炎は前頭11枚目・琴勝峰をはたき込みで制し、前頭13枚目・王鵬は前頭16枚目・照強を小手投げで破って、ともに1敗を守った。

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