ラグビー日本代表“ハイブリッド芝”にトライ W杯の舞台で20日フランス戦

[ 2022年11月18日 04:35 ]

 ラグビー日本代表は20日にフランス・トゥールーズで「リポビタンDツアー2022」最終戦のフランス戦に臨む。会場となるスタジアム・ド・トゥールーズは、天然芝に一部人工を加えたハイブリッド芝。日本が来秋のW杯フランス大会1次リーグで2試合を戦う舞台で、今回は芝の特徴や感触を確認する貴重な機会となる。

 来秋は全9会場がハイブリッドだが、各地で天然芝と人工芝の割合が異なる。15年から適用しているトゥールーズは芝自体は天然芝100%で、地中にコルクなど人工繊維を埋めて補強した“超ハイブリッド”。大会組織委員会で同地区責任者のセドリック・コル氏は「雨が降ったとしても(はがれにくく)足場が緩むことはない。使用している芝は選手にとって一番良いものだ」と強調する。足場の緩いグラウンドを苦手としてきた日本にとって、同会場で2試合を戦うことは追い風。フランス戦でフィットすれば、本番も地の利を生かすことができる。

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2022年11月18日のニュース