坂本花織は2位発進「今年はまだ追い込めていない」 飛躍のシーズン終えた難しさ

[ 2022年11月18日 16:42 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦NHK杯第1日 ( 2022年11月18日    真駒内セキスイハイムアイスアリーナ )

<NHK杯 女子SP>演技する坂本花織(撮影・長久保 豊)
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 女子ショートプログラム(SP)が行われ、22年世界選手権女王の坂本花織(シスメックス)は68・07点で2位発進となった。

 ジャネット・ジャクソンの楽曲のメドレー「Rock with U/Feedback」に乗って演技を披露。冒頭のダブルアクセル(2回転半)を決めるも、続く3回転ルッツでは踏み切り違反を取られる。後半のフリップ―トーループは回転不足となり、納得のデキとはならなかった。

 「今日はふがいない結果に終わった。これが現状。ジャンプはアクセル以外がはまらなかったので悔しいです」

 昨季は北京五輪銅メダル、世界選手権制覇と飛躍のシーズンとなった。「去年は空気が張り詰めていたいし、必死の思いで挑んでいた。今年はまだちょっと追い込めていないのが原因かなと思います。練習の量というか、質だと思います」。選手にとって難しい五輪の翌シーズン。ただ、2位発進となったことにより良い意味で気持ちを切り替えようとしている。

 「追いかける方が楽なので。初心に帰る気持ちで。てっぺんを目指して、できることをやるだけだと思います」

 3連覇が懸かる今大会。19日のフリーで逆転を狙う。

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