SP2位の宇野昌磨「キャリアの賜物」不調の4回転フリップ完璧に決めた

[ 2022年11月18日 21:23 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦NHK杯第1日 ( 2022年11月18日    真駒内セキスイハイムアイスアリーナ )

<NHK杯 男子SP>演技する宇野昌磨(撮影・長久保 豊)
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 男子SPで昨季の世界選手権王者の宇野昌磨(トヨタ自動車)は今季ベストの91・66点で2位スタートだった。

 冒頭の4回転フリップを決め、出来栄え評価(GOE)で3・61点の加点を引き出す完璧なジャンプ。「こっち来てからあんなフリップ1本も跳んでいないので、長年のスケートキャリアの賜物だなと思う」と振り返りつつ、不調を公言していただけに「跳べたのはうれしいけど、練習につながるかと言ったらそうではない」と語った。

 続く4回転トーループで転倒し、コンビネーションをつけられなかったが、後半の3回転半は決めた。「ジャンプの失敗が1つ出たが、スケートカナダより終わった後の気持ちも内容も良かったと思える演技」と話した。

 「この大会がファイナルにつながる」と自覚を強め、フリーに向けて「どんな演技したいか分からないが、今は凄いプラスの気持ちなので、SPのようにちゃんとした演技がしたい」と意気込んだ。

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