JOC山下会長 五輪汚職再発防止へ「代理店のあり方、役割も大きなポイント」

[ 2022年11月18日 17:09 ]

JOCの山下泰裕会長
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 スポーツの大規模大会を運営する組織委員会などの在り方を検討するプロジェクトチーム(PT)の第1回会合が18日、都内で開催された。東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件を受けてスポーツ庁が設置したもので、メンバーは弁護士や公認会計士、日本オリンピック委員会(JOC)や日本スポーツ協会の幹部らで構成される。来年2月に再発防止に向けた指針を策定する方針だ。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の副会長を務めたJOCの山下会長はこの日の定例会見で「理事会のチェック機能が働かなかったのは大きな反省点。申し訳なく思っている」と陳謝し「二度のこのようなことを起こさない仕組みを作ることが責任(の取り方)だと思っている」と説明。マーケティング専任代理店である電通がスポンサー集めを一手に担ったことも問題視し「代理店のあり方、役割も含めて検討していく。そこは大きなポイント。PTの議論を待ちたい」と語った。

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