宇野昌磨 今季初SP「練習通りの演技」89・98点で2位発進

[ 2022年10月29日 11:23 ]

フィギュアスケートGPシリーズ・スケートカナダ第1日 ( 2022年10月28日    カナダ・ミシソーガ )

<スケートカナダ男子SP>演技する宇野昌磨(撮影・長久保 豊)
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 男子ショートプログラム(SP)が行われ、昨季の世界選手権優勝の宇野昌磨(トヨタ自動車)は89・98点で2位スタートだった。「ジャンプの失敗が出てしまった。良いものでも悪いものでもなく練習通りの演技」とし「課題はコンビネーション。4回転トーループを課題としてフリーに向けて頑張りたい」と話した。

 雄大なリズムの「グラビティ」を演じ、冒頭の大技4回転フリップでは出来栄え評価(GOE)で3・46点を引き出した。だが、課題の4回転トーループは着氷が乱れ、1回転トーループとのコンビネーションになってしまった。

 今季、試合でSPを演じるのは初めて。「SPは難しいジャンプが入っていない。表現でステファン・ランビエル・コーチが振り付けたものを全て体現できるように」とさらなるブラッシュアップを誓う。シーズンを通しての成長を念頭に置いており「まだ100%良い跳び方をしていない。日本に帰ったら自分がこれだと思える4回転トーループを探したい」と前向きに語った。

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2022年10月29日のニュース