【講道館杯】朝比奈沙羅、まさかの両者反則負けで姿消す…集大成のパリへ「真摯に柔道と向き合う」

[ 2022年10月29日 14:11 ]

朝比奈沙羅
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 柔道の講道館杯全日本体重別選手権は29日、千葉ポートアリーナで女子7階級が行われ、昨年の世界選手権を制した78キロ超級の朝比奈沙羅(26=ビッグツリー)は初戦の2回戦で粂田晴乃(24=了徳寺大職)と対戦したが、まさかの両者反則負けで姿を消した。

 22秒を残して両者に極端な防御姿勢・消極的による3度目の指導が出され、試合終了。朝比奈は「試合をやった感覚はそんなに悪くなかったが、少し見過ぎてしまって、こういう結果になってしまった」と振り返り、「両者に反則が来るということが頭になかったので、ベテランの域になっても甘いなと思った」と反省した。

 今月22日に26歳の誕生日を迎えた。「自分の中ではパリ五輪の年で引退というのを決めているので、パリが集大成になると感じている。2年しかないので今回のことは、これまで経験してきたことを無駄にしてしまったという感じもあるけど、悔しい気持ちを飲み込んで真摯に柔道と向き合いたい」と前を向いた。

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2022年10月29日のニュース