島田麻央が西日本ジュニアV　あす30日14歳の誕生日「13歳の年を超えるぐらいの年にしたい」

フィギュアスケート西日本選手権第2日 （ 2022年10月29日    京都アクアリーナ ）

表彰式で笑顔を浮かべる（左から）柴山、島田、村上
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　ジュニアの女子フリーが行われ、13歳の島田麻央（木下アカデミー）は131・83点をマークし、合計199・35点で優勝した。

　「Passepied」に乗って演技を披露。冒頭のトリプルアクセル（3回転半）を決め、続く4回転サルコーは転倒。だが、しっかりと切り替えて以降のジャンプは全て成功させた。

　「緊張したけど、昨日より楽しむことができた。（反省は）今日も（最初のジャンプ）2本を降りることを目標にしていたので、2本目に失敗したのが悔しいです」

　そう振り返りながらも、2位以下に15点差以上をつけて西日本を制覇。今季、ジュニアGPで2連勝しており、ジュニアGPファイナル進出はすでに決定。その実力を示した。

　あす30日は14歳の誕生日。プレゼントとしてワイヤレスイヤホンなどを両親にお願いしているという。「13歳もすごく良い年だったんですけど、それを超えるぐらい良い年にしたい」。今季、目標を明確に定めている。

　「国際大会ではジュニアGPファイナルで優勝して、国内では全日本ジュニアで優勝して、初めての全日本（選手権）に出ることです」

　冬季五輪などの年齢制限の変更によって、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪への出場が不可能となった島田。それでも、変わらずに高みを見据えながら日々、練習を重ねていく。