喜田純 2年ぶり4度目優勝 全4種目1位の完全V「伸び伸び演技できた」

[ 2022年10月29日 04:32 ]

女子個人総合の表彰式で記念撮影をする(左から)山田、喜田純、喜田未(撮影・藤山 由理)
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 新体操の全日本選手権第2日は28日、群馬・高崎アリーナで行われ、個人総合の女子は東京五輪代表の喜田純鈴(21=エンジェルRG・カガワ日中/国士舘大)が4種目計122・950点で2年ぶり4度目の優勝を飾った。男子は堀孝輔(24=高田RG)が計72・375点で2連覇を達成。女子団体総合は東京女子体育大が2種目計54・650点で6年ぶりに頂点に立ち、来夏のユニバーシティゲームズ(中国・成都)代表に内定した。

 喜田純は前日のフープ、ボールに続き、クラブ、リボンでも1位となる“完全V”で2年ぶりに全日本女王に返り咲いた。クラブでは予定通りに技を入れられなかったが、冷静に対処して29・950点。「伸び伸び演技できた」というリボンでは30・900点の好スコアを出し、珍しく演技後にガッツポーズ。「4種目ミスなくやり切れたことがうれしい。それが結果につながって良かった。今は素直に喜びたい」と笑顔を見せた。

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2022年10月29日のニュース