中島啓太 プロ転向後初の首位 3連続含む7バーディーの64「プロの会場は環境がいい」

[ 2022年10月29日 04:40 ]

男子ゴルフツアー平和PGM選手権第2日 ( 2022年10月28日    茨城県 PGM石岡GC=7039ヤード、パー70 )

5番、3連続バーディーを決めた中島 (撮影・西川祐介)
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 3打差の9位からスタートの中島啓太(22=フリー)が3連続を含む7バーディー、1ボギーの64で通算10アンダーとし、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)と並び、プロ転向後国内ツアー4試合目で初のトップに立った。1打差3位に初日首位の星野陸也(26=興和)が続いている。

 自分のプレーに厳しい中島の口からは「1Wを何度かミス」「5、6メートルが決められない」と反省ばかりが先に出るがスコアは別。10番からバーディー発進すると、計7バーディーを奪い、ボギーは右の林に入れた2番1度だけだ。最終日以外の首位はアマ時代も含めると33試合目で初めて。64も国内ツアーでのベストだ。

 9月にプロ表明して1カ月で、米ツアーのZOZOチャンピオンシップを含めて5戦目。連戦を強いられるが、アマ時代との違いを聞かれると「プロの会場は環境がいい。芝の上から好きなだけ練習できるのがうれしい」と答える。

 世界アマランクで日本初の2年連続1位、昨年9月にはツアーも制した日体大4年生。前週はツアー2勝の蝉川が注目を浴びた。同じ大学4年生として「パワーもありアグレッシブ。技術が凄い」と評価するが、自身のプレーには集中できている。初のトップで臨む残り2日。「逃げ切り?逆転?どちらでも大丈夫」と頼もしい。

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2022年10月29日のニュース