ジョセフHCがハカ対抗策を伝授!姫野「物怖じせずできた」ラグビー日本―NZ戦

[ 2022年10月29日 22:35 ]

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2022   日本31―38ニュージーランド ( 2022年10月29日    東京・国立競技場 )

<日本・NZ>試合開始前、日本代表の前でハカを披露するニュージーランド代表(撮影・篠原岳夫)
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 世界ランキング10位の日本代表は、同4位のニュージーランド代表に31―38で敗れた。通算の対戦成績は日本の7戦全敗。惜しくも大金星を逃したが、過去最少の7点差負けで成長の跡を示した。

 試合前にはオールブラックスが恒例となっているマオリ族の民族舞踏「ハカ」を披露。マオリ族の血を引くSHアーロン・スミスのリードで23人の選手が猛々しくパフォーマンスし、6万5188人で膨れ上がった国立競技場は大いに沸いた。

 ハカに対して日本代表はセンターラインに肩を組んで横一列で並び、射るような強い視線でにらみつけた。実は元オールブラックスで自身もハカを舞ってきたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチの提案で、隊列の後ろの選手を見るように意思統一していたという。

 試合後、フランカー姫野和樹は「ジェイミーから提案があった。後ろの選手は下手だと。(NZのハイランダーズで同僚だった)フリゼルが下手なのを知っていたので、フリゼルばかり見ていた」と話し、笑いを誘った。この対抗策が試合にも好影響をもたらしたようで、「ハカに物怖じせずにできた」と話した。

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2022年10月29日のニュース