自身のタックルミスから失点 リーチ「一瞬でも緩んだらダメ」も満員の国立には「最高だった」

[ 2022年10月29日 21:34 ]

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2022   日本31―38ニュージーランド ( 2022年10月29日    東京・国立競技場 )

<日本・NZ>試合後、山沢とともにスタンドに手を振るリーチ(右)(撮影・篠原岳夫)
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 世界ランキング10位の日本代表は、同4位のニュージーランド代表に31―38で敗れた。通算の対戦成績は日本の7戦全敗。惜しくも大金星を逃したが、過去最少の7点差負けで成長の跡を示した。

 ニュージーランド出身で母国と3度目の対戦となったリーチ・マイケル(BL東京)は、「悔しい。自分たちが細かいミスをしてしまうと、このレベルでは失点につながる」と話した。後半失った2つのトライは、いずれも自身のタックルミスが絡んでおり「大事なところでのミスが全て。常に集中が必要。一瞬でも緩んだらダメ」と反省した。

 現代表では唯一の11年W杯経験者。この大会では7―83と大敗を喫した相手に、11年間で7点差まで詰め寄った。日本代表の成長の歩みは、リーチの歩みそのものと言って過言ではない。満員のスタジアムでの試合に「最高だった。背中を押してくれた」と感謝した闘将は、「(選手は)自信にあふれている。ここからは全勝で行きたい」と11月に控えるイングランド、フランスとの連戦での勝利を誓った。

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2022年10月29日のニュース