渋野は予選通過圏内に浮上 高2の選手と同組に「プロは楽しいよと知ってもらいたくて声かけまくりました」

[ 2022年10月29日 15:03 ]

女子ゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディース第2日 ( 2022年10月29日    埼玉 武蔵丘GC=6650ヤード、パー72 )

<三菱電機レディース・2日目>16番、笑顔を見せる渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 61位から出た渋野日向子(23=サントリー)は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算1オーバー。ホールアウト時点で26位と予選通過はほぼ確実となった。インスタートの10番で2打目を右に曲げてボギー発進も15番パー3では2・5メートルにつけて取り返す。

 約40分の休憩でおにぎりとサラダを食べた後の後半はエンジンがかかる。1番で3打目を2・5メートルにつけてバーディー、6番では2メートルを沈め、8番では7メートルと長いバーディーパットを決めた。

 予選カットラインとのせめぎ合いが続いたが「前よりもあきらめなくなった。仮に予選落ちが確定しても1打1打集中してゴルフをしていこうと。それを忘れていた時期もありましたが、思い出しました」と話した。

 この日はいずれも高校2年のアマチュア、手塚彩馨、小俣柚葉とのラウンド。「親目線で回らせてもらいました。いいところを見せようというのと、プロの世界は楽しい世界だよというのを知ってもらいたくて、声をかけまくってました」と笑わせた。

 最終日に向けては「納得のいくショットを増やしたい。きょうもパー5で1つしかバーディーが取れていないのでもっと取れるように」と意気込んだ。

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2022年10月29日のニュース